「辞める」ってネガティブなイメージが強い言葉ですよね。
ぼくも「辞める」=「悪いこと」だと思って育ってきました。
ですが今回、大学院を中退すると決めてから全く罪悪感がありません。
むしろすがすがしい気分です。
なぜこのような気持ちになったのか考えた結果、1つの答えに辿り着きました。
それは「辞めても何も問題ない。むしろプラスに返ってくる。」というものでした。
そこで、この記事では「辞める事の重要性」についてぼくなりに考えた事を書いていこうと思います。
何かを辞めたいけど一歩踏み出せない人、必見です。
「辞める」は「得る」の始まり
「辞める」ことは、「良い」ことなのではないかと思います。
なぜなら「辞める」ことで、他の新しいものを「得る」ことができるからです。
「辞める」分のスペースを補おうと「得る」が作用するのです。
例えば、学生時代にバイトを辞めた後、すぐに新しいバイトに切り替えた経験はありませんか?
他にも何かしらそういった経験をしたことがあると思います。
あれも何かを「辞める」と補わなきゃ!という心理になり、「得る」という行動を自然にとっているのです。
ぼくの場合も、大学院を中退すると決めてから、就職するまで時間が空きました。
その時間を補うためにベンチャー企業のインターンをしたり、このブログを書いたりという行動に移っています。
おかげさまで本来大学院で過ごす予定だった時間の代わりに、社会で活きる貴重な経験を得る事が出来ています。
「辞める」ことで「新しい経験を得る」ことができます。
なぜ「辞める」ことはネガティブなイメージなのか
それではなぜ「辞める」ことはネガティブなイメージなのでしょうか。
理由として考えられるのは、「継続は力なり」「我慢は美徳」といった日本特有の文化があるからだと思います。
たしかに「継続は力なり」という言葉自体は何も悪くないです。
ですが、この言葉の裏側で「継続しなければならない」という刷り込みが生まれます。
そして「我慢は美徳」という冷静に考えたらヤバい言葉と相乗効果を生み出し、「辞める」ことにネガティブなイメージがついたと考えられます。
仕事などで「今はあんまり好きにはなれないけれど、この仕事を続けていたらきっと楽しくなるはず」なんて思うのも上記の言葉の弊害です。
嫌ならすぐに辞めた方がいいです。
やりたくもないことで精神をすり減らしていくことが問題です!
早い段階から「辞める」を経験した方が良い
「辞める」経験は、早い段階から積んでおくべきだと思います。
なぜならそれを知らないと、「辞めた」後の行動がわからないからです。
「辞めた」後の行動がわからないから、「辞める」という行動に移せず、やりたくもないことで精神をすり減らしている人達がこの世の中にはいっぱいいると思います。
またおそらく、何かしらの原因で失職して自分の命を絶ってしまう人たちは、辞めた後の対処法を知らずに自分の人生に絶望してしまった人たちなのかもしれません。
ですので、自分に合わないと思ったらすぐに手放す癖をつける事をおすすめします。
まずは「継続は力なり」「我慢は美徳」という言葉を手放してみましょう!
ぼくも子供ができたら、辞める経験を積極的に積んでもらいたいと思います。
「自分の好きな事をやってほしい」と願う親御さんもいっぱいいらっしゃると思いますが、「辞める」経験をさせないとその考えにブレーキがかかってしまうと思うので、もったいないと思わず様々なことを辞めさせてみるべきだと思います。
辞める事を恐れずどんどん辞めよう!
辞める事を恐れてはいけません。
どんどん辞めて、どんどん人生の経験値を増やしていきましょう!
人生の時間をどう使うかは個々人の自由ですが、取捨選択して自分が良いと感じたことだけをやっていたいですよね。
あと、親の目や他人の目を気にして何かを辞めれない人もいますが、他人の目を気にして行動が制限されるなんてもったいないです。
(他人の目を気にするのは日本人の民族柄もあるので仕方ない事ですが、、、)
まとめ
以上、辞める事の重要性について書いてきましたがいかがでしたか?
辞めることに対するネガティブなイメージが少しは払しょくされたのではないでしょうか。
またこの記事を通して、何かを辞めたいけど一歩を踏み出せない人の後押しができていたら幸いです。
さあ、嫌なことは辞めて、新しいことを始めましょう!