こんにちは!ンゴッチです。
このシリーズでは、ぼくが大学院を中退する理由を記事にしていこうと思います。
どうしてぼくが大学院を中退するか、気になった方が少なからずいるのではないでしょうか?
まずは時はさかのぼり、大学時代のエピソードから紹介していきます!
レールに乗ってきた人生
ぼくはレールに乗った人生を送ってきました。
とくにこれといったやりたいこともなく、淡々と勉強や受験をこなし、
このままレールに乗ってたらいつかやりたい仕事が見つかるんだろうなぁ
と思い、大学4年生まで過ごしてきました。
元々、親にも「大学院を卒業して良い会社に勤めなさい」と言われてきたので、何のためらいもなく大学院に行こうとしていました。
転機となった大学4年の5月
そして特に将来やりたいこともなく大学4年生になり、研究室に配属され1か月が過ぎました。
大学4年の5月の終わり頃に、とある県の大型研究施設で3泊4日実験をすることが決まり、はじめての課外実験に胸を膨らませていました。
しかし、その課外実験がかなりブラックで、3泊4日 72時間ぶっ通し行う実験でした。
基本的に12時間交代(前半:午前7時~午後7時、後半:午後7時~午前7時)で、「正直、夜は寝てたいな」と強く願っていましたが、不運な事に後半の部で実験を行う事になりました・・・
自分のやりたくない事を押し付けられた感があって、後半の部に決まった瞬間、ぼくの中で何かが切れました。
そして教授と直属の先輩と3人で実験を行うも、ただひたすら眠気と闘いながら足手まといになっていました。
そして3泊4日を終えたころには完全に昼夜逆転していて、満身創痍状態で「もうやっていけないな」と思い、直属の大学院に行かない事を強く決心しました。
そこから、ぼくの人生の迷走が始まりました。
※余談だが、教授はなぜかその日、気合を入れて坊主ヘアにしてきていた。
※めちゃくちゃ気合を入れているくせして、教授は実験時間の7割方爆睡していた
気の迷いから大学4年の6月に1週間だけ就活
直属の大学院に行かないと決めてから進路が未定だったため、めちゃくちゃ焦っていました。
そして気が迷いに迷って、就活終盤戦の6月中旬に就職活動を始めよう!と決心しました。
ですが、これまで大学院に行くことしか考えていなかったので、就活の知識もなく何をすればよいのかわかりません。
とりあえずリクナビに登録して、名前を知っている企業のみエントリー。
しかし当時、ESやWebテストにかなり抵抗感があり、ほとんどの会社を断念。
結局、実際に説明会に行ったのは1社だけで、その企業も面接回数が多いという理由で選考を途中でやめました。
その時点で大学4年の6月後半。
そして7月になり、元々行こうとしていた大学院の受験の出願はしませんでした。
海外の大学院に行こうか迷い始める
気が迷いに迷っていた頃、親に海外の大学院を勧められました。
やはり親の中にも、どこでもいいから大学院に行ってほしいという気持ちが大きかったみたいです。
海外の大学院の入学方法を調べてみると、
- 来年6月入学の場合は4月から現地の語学学校に通い、そのあと授業を受ける
- 出願時にはIELTSのスコアと、英語の志望動機と、先生からの英語の推薦状が必要
- 出願期限は来年の2月
調べていくうちになかなか面白そうだなと思い、その中でもオーストラリアの大学院に興味を持ち、何校か絞りました。
さっそく、IELTSのスコアが必要という事でテキストを購入し、IELTSのテストに出願。
ですが、テキストを購入したものの、めちゃくちゃ難しいことに気づきます。
スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングを広くカバーしなければなりません。
特にスピーキングに関しては、当時どうやって勉強したら良いのかさっぱりわかりませんでした。
ですが、とにかく頑張らなきゃ!と必死に頑張りました。
そして試験当日・・・スピーキングが見事に撃沈。
スピーキングは、個室で1対1で外国人の試験監督と英語で会話するテストなのですが、質問されていることはわかっても、頭の日本語を英語に直すのに時間を使ってしまい、結局タイムアップでした。
結局IELTSのスコアが足りずに、海外大学院の試験を受けれず・・・
滑り込みで他大大学院の冬入試に合格
気がつけば大学4年の9月になっていました。
周りは進路が決まっている中、ぼくは進路が未定。
精神的にも追い込まれて、「大学院に入学しなければならない!」と頭がいっぱいで、かなり視野が狭くなっていました。
進路が勝手に降ってこないかなぁ、とも思っていました。
正直、この時点で「大学院」という選択肢以外を見つけるべきだったと思います。
ですが、たまたま研究室の枠が空いている他大大学院を見つけてしまいました。(専門分野は大学とは全く違う領域)
「なんでもいいや!」という気持ちが強かったため、2月の大学院入試を受験することを決意。
必死に受験勉強し、研究計画書を書きあげ、なんとか滑り込みで大学院に合格することができました。
進路が決まってかなりホッとした反面、全く違う専門分野に飛び込むということで正直不安でいっぱいでした。
以上、大学編でした。
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