この記事は③の続きです!
この記事では、ぼくが就活中に面接で体験した出来事を紹介していきます。
小コラムですので、息抜きしながら読んでみてください!
初面接で意味不明な事を言う
ぼくが初面接を行ったのは2018年の1月です。
インターン参加者限定の早期選考を実施している企業だったので、面接の練習がてら受ける事にしました。
初面接という事で、面接の雰囲気もわからず、特に準備しないままアドリブで挑むことにしました。
最初は当たり障りのない内容を話し、履歴書に書いてある内容を深堀りされていきます。
ここまで深堀りされるとは思わなかったので、頭が追い付かなくなってきました。
「一人旅が趣味だと書いてありますが、今までどこに行ったことがありますか?」
「台湾です」
「旅行中に困った事は何かありましたか?」
「(困った事…何があったっけな…もう3年前の事だから全く覚えてないわ…とりあえず適当に作り話しとくか)飲食店に行った時に、店員がいなくて入口で待たされたことです。」
「へ~…その時どうやって対処しましたか?」
「厨房の入り口まで行って、Hello!と大声で叫びました。」
自分でも何言ってんだこいつと思いました。
この企業は、これ以外にも沢山ボロが出て落ちました。
大学院を中退する事についてはあまり触れられなくて安心していた分、他のところで足をすくわれました。
この経験を踏まえて、台湾一人旅の写真を振り返りつつ、当時の記憶を思い起こしました。
しかし、台湾一人旅はあまりにも平和な旅だったので、困った事が特にありませんでした。
そこで台湾一人旅で困った事をねつ造することにします。
ねつ造した記憶を持って、他の企業で面接に挑みました。
「一人旅が趣味だと書いてありますが、今までどこに行ったことがありますか?」
「台湾です」
「旅行中に困った事は何かありましたか?」
「歩いていたら、知らない外国人2人に前後で挟まれ、路地裏に連れていかれた事です。」
「へ~それは大変だ…その時どうやって対処しましたか?」
「日本語で助けて!!と大声で叫びました。」
「そうしたらどうなりました?」
「たまたま通りかかった日本人が聞きつけて助けに来てくれました」
正直心の中ではつまらないエピソードだなぁと思っていました。
ですが、就活で尖ったエピソードを言う必要はないと知っていたので、無難なエピソードを作り上げました。
結果的に、こんなエピソードでも面接に通ったので、無難に応えるのがベストだなと改めて感じました。
最終面接で大学院中退を深堀りされ、手の震えが止まらない
とある企業は最終面接まで行き、相手は役員2人でした。
その企業では面接段階で大学院中退については触れられていたものの、そこまで突っ込まれませんでした。
ですが、最終面接でめちゃくちゃ突っ込まれました。
「何で大学院中退するの?」
「やりたかった研究の方向性と違ったので中退を決意しました。」
「どういう研究がやりたかったの?」
「大学で学んだ研究を活かした研究です」
「大学ではどんな研究をしたの?」
・・・・
どんどん突っ込まれていきます。
ですが大学院を中退する理由にも書かれていますが、大学院を中退する本当の理由を面接で言うわけにもいかなかったので、嘘をついて誤魔化そうとしました。
誤魔化せば誤魔化すほど、焦っていきます。
そして誤魔化し続けた結果、めちゃくちゃ責められます。
「その理由で大学院中退っておかしくない?」
「辞めなきゃいいのに」
色々な言葉を浴びせられた結果、頭が真っ白になり、手の震えが止まりませんでした。
もう今すぐ逃げ出したかったです。
結局うやむやになったまま面接は終わりました。
面接の所要時間が30分だったところ、15分で終わってしまい、これは落ちたとすぐに確信しました。
その企業はサイレントお祈り企業だったので、案の定連絡が来ませんでした。
今でもトラウマな面接です。
ですがこの面接のおかげで、大学院を中退する理由をしっかり作ろうと改めて気づかされました。
結局、練り直した理由を披露する前に内定を頂いたので、披露する機会はありませんでしたが、良い経験になりました。
まとめ
ぼくが面接で体験した出来事をまとめてきましたが、いかがでしたか?
正直覚えている面接の方が少ないので、自分が覚えているエピソードを紹介しました。
ぼくがこの記事を読んでいるみなさんに伝えたいのは、面接は深堀りに注意ということです。
とにかく場数を踏んで慣れていきましょう。